2026/01/19 10:03


今回は塗装修理のご依頼があり「2127号機」が入場しました。
▲入場が重なり「2127号機」が並ぶ

■状態確認実施
ご申告通りの状態を確認致しました。この白色はおそらく調合色。白色自体,塗り重ねの回数で発色が変わる上に,調合塗料となると「色合わせ」が結構難しいのです。

この他,車体を確認すると塗装剥がれも確認しました。
▲R部分に塗装剥がれ
▲張り上げ部分の塗装剥がれ
▲屋根青色吹き込み(一段上がった部分に吹き込み跡あり)

最後にご紹介した吹き込みのような状態は,人によっては「妥協」となってしまうレベルかもしれませんが,Wingとしては「出場(ご返却)できない」状態です。

って事で作業を実施しました。作業内容は下記の通りです。

■作業内容

・車体を分解し,マスキングがしにくい前面の手すりを取り外し。
・白色塗料を調合。マスキングにて白色塗装を実施。
・青色塗料を調合。屋根張り上げ部分の青色塗装を実施。
・屋根(ランボード・モニタ部分含む)を塗装実施。
・パンタグラフ塗装。
・碍子やアンテナ,ホイッスルなどを再塗装。
・各部品を復帰し,車体にクリア塗装を実施。(半光沢塗料使用)
・窓ガラス類などを車体に取り付け。
・完成後に試運転実施。走行やライト類に異常なし。

▲前面白色塗装。ぼかし塗装をいれるためにマスキング範囲は工夫が必要です。
▲車体下部にも剥がれありで塗装修理。(上・作業前 下・作業後)

※色調の誤差を最小限とするために塗膜は抑え気味に。この時点では段差が分かりますが,クリア層で気にならなくなります。

▲屋根の張り上げ部分の再塗装。▲屋根の再塗装が完了
▲クリア塗装前のひととき

■完成状態
▼「1側」より撮影

▼「2側」より撮影

▼各部撮影

■まとめ

以上にて作業は完了となります。

調合塗料・塗装する色が白色なので,色調の差をいかに作らないように作業するのが難しいこの作品。

この2127号機を製作されている作者様(会社?)は,複数台製作されたのかまだまだ世の中にあるような気がします。

気になる所がございましたら,Wingへご相談下さい。